10代女性「以前打撲した歯が痛みだした、歯の変色も気になる」
- 2025年8月4日
- その他診療について
背景
以前前歯を打撲して、最近痛みと歯の変色が気になるようになってきた、との主訴にて来院されました。診査・診断、レントゲン撮影を行い、打撲による歯髄壊死、および根尖性歯周炎という診断をし根管治療行うことになりました。
診査・診断
Pulpal Dx:Pulp necrosis
Periapical Dx:Symptomatic apical periodontitis
症例紹介

術前

ファイル試適

術後

一年後
主訴 | 痛みと歯の変色が気になる |
治療内容 | 左上1番の精密再根管治療 |
治療期間 | 2回(2週間) |
費用 | 110,000円(税込) |
リスク | 痛み |
初回根管治療とは
初回根管治療とは、初めてその歯の神経の治療を行うことです。根管治療とは、虫歯が歯の神経(歯髄)まで進行したときや、神経が炎症・感染を起こしたときに行う治療です。歯の内部には、神経や血管が通っている「根管(こんかん)」という細い管があります。そこに起きた炎症や感染を取り除いて、無菌的にして、再感染しないように密閉する治療です。この無菌的に治療を行うのが非常に重要です。お口の中は細菌がたくさん存在します。ラバーダム防湿を行い、お口の中の細菌を根管内に感染させないように細心の注意を払わなければなりまん。