【根管治療】保険と自費、何が違うの?|clara dental clinic|小倉北区の歯医者

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医療コラム

【根管治療】保険と自費、何が違うの?|clara dental clinic|小倉北区の歯医者

【根管治療】保険と自費、何が違うの?

根管治療は、保険治療、自費治療、どちらでも受けることができます。

保険と自費、治療の違いを説明します。

保険治療で行われる根管治療

・一度の治療の診療報酬は決まっていますので、一人の根管治療に使える診療時間はせいぜい15分程度。一度の時間を短くし、回数を増やすことによって、患者さんの負担も増し、何度も治療を繰り替えることによる感染や歯根破折のリスクを増やしてしまいます。

・根管治療は、精密な治療になりますので、使う器具や薬剤などがとても重要です。これらもコストの関係上使用することができません。そのためにどうしても治療精度が低くなってしまいます。

・メリットは、安いこと。

自費治療で行われる根管治療

・一回にかける時間を長くし、1〜2回の治療で終わります。来院回数が少なく、結果的に患者さんの負担軽減になります。

マイクロスコープ・ラバーダム・ニッケルチタンファイルなど根管治療を成功に導くために必須の精密機器や、薬剤、材料を使用した精密な治療が可能です。

・そして施術する先生が、根管治療を成功に導くためにかけてきた勉強や、技術力を上げるために費やした時間が違います。ただ神経を取る、ということではなく、病気の再発をしないように、その後の破折や再感染をしないようになど、多くのことを考慮して治療を行っています。

成功率

精度の高い根管治療を行い、精度の高い被せ物をした場合成功率は91.4%、根管治療の精度を下げると、67.6%に落ちるという調査結果があります。

保険と自費と違いをしっかり理解して、ベストな治療法を選択しましょう。

次回以降は、自費治療で使用するラバーダムとマイクロスコープ、使用する薬剤などを詳しく説明していきます。

 

院長 西田くらら